ちょっとむかしの女の子


 ― あき子とお姉ちゃんがとある山村で生活していたお話。

― 母に
 大正、昭和、平成とたくさんの時代の中で生きて来た母。社会の流れの中での価値観の違い、家の中での女性としての立場。 しかし、母の口から愚痴を聞いた事がない。母の生き方を手本に歳を重ねていきたいと思うが、私には、まだまだ無理なようである。
「親孝行などいいから、親にしてもらった事を、自分の子どもにしてやれ。」と、言う言葉を思い出す。そんな両親に感謝を込めて。


著者:雨木 群江
製作・発行:北越出版
「ちょっとむかしの女の子」より。


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